人工知能チャットボット「AiME」でインバウンド対策 店舗案内サービスの実験運用をビックカメラ池袋で開始
AiME株式会社(所在地:東京都千代田区、代表取締役:尚 勇)は株式会社ビックカメラ(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:宮嶋 宏幸)と、人工知能チャットボット「AiME」を利用したインバウンド観光客向け店舗案内サービスの実験運用をビックカメラ池袋本店で2019年5月19日に開始しました。
■サービスの特徴
チャットボットAiMEは、ゼスティーソリューションズ株式会社が独自開発した人工知能を利用した自動応答サービスです。来店のお客様はAiMEを利用することにより、スタッフを介すことなく売れ筋、商品在庫、価格および店舗のサービスなどに関する様々な情報を瞬時に得ることができます。
■実験運用の目的
今回の実験運用は、AiMEを導入することによってインバウンド観光客がわざわざスタッフを呼ばなくても気になった事をその場で調べられ、どれだけ快適に買い物ができるか、また店舗のスタッフはどれだけ業務効率をアップできるかについて検証することを目的としています。
ビックカメラは実験運用が成功すれば、他店舗への導入も視野に入れています。
AiMEは人工知能AiME技術を利用して小売業や、観光業などに変革をもたらすことを目指しており、今回ビックカメラとの実験運用を皮切りに、更なるサービス展開を狙っています。
■AiMEサービスとは
AiMEはAiME株式会社が提供している人工知能チャットボットサービスです。AiMEは月間利用者10億人超のSNSアプリWeChat(微信)と連携しており、WeChatの利用者であれば、ほかアプリのインストールを一切せずにAiMEのサービスを利用することが可能です。利用方法は、AiMEのQRコード設置店舗や、観光スポットでQRコードをスキャンするだけで、チャットボットと会話できます。会話は文字と自動音声認識の二通りの方法が用意されています。
AiMEは自然言語を分析し、会話の内容や意図を理解したうえで返答する人工知能チャットボットです。
SNSとの連携によって商品や店舗の口コミ、拡散機能を活かすこともできます。
今回のトライアルでは中国語に特化した案内サービスを提供していますが、近い将来は多言語対応とし、観光、宿泊施設とそのサービスの案内、レストランのメニューの紹介など幅広い業界への展開を目指しています。